「乳がん」「大動脈瘤」70代の母に見つかった二大病魔〈その3〉

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 大学病院での検査の始まり 

2016年1月

新年初めての病院診療開始日に母親と姉は大学病院に診察に行きました(私は仕事の為付き添いが出来ませんでした)

心臓血管外科と婦人科の診察、各種検査でほぼ丸1日かかり帰宅したのは暗くなり始める時間帯になってしまい私は帰宅後に検査内容等を聞きました。

・まずはホルモン剤でがん細胞を小さくしていく

・状況を見て乳がんの手術を行う(大動脈瘤の問題があるので出来るだけ早期に)

・乳がんの手術が終わり、経過観察の上で大動脈瘤の人工血管への置き換え手術を行う

この時にははっきりとしたスケジュールはお医者様から伺っていなかったのですが、1年がタイムリミットと考えていたようです。

大学病院という事もあり診療に関しては安心感を持てるというのが正直な感想です。勿論、どんな病院でもニュース等で医療ミス等は報じられる昨今ですので、あくまで私の感じ方だとは思うのですが、長い闘病生活を始める上で安心感というのは大事です。

但し、診療時間は想像以上で1日がかりとなる事が多く、休憩スペースはありますが心的疲労は覚悟が必要です。私達が通っている大学病院は院内にコンビニが2店舗、カフェが2店舗あり別に食堂もありますので息抜きに活用させていただきました。

月に最低でも1回。心臓血管外科と婦人科が同日に予約できなかった月は2回の通院。検査も数多く行われました。数ヶ月すると通院する、という事にも慣れてしまい「通院が大変」という意識が強くなってきました。病気であるという事実が薄れていったと思います。


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病院への不信感と自信の無知への葛藤

2016年6月

婦人科の先生から乳がんの手術をそろそろ考えてもいい頃との話が出始めました。

実はここに至るまでに婦人科のお医者様は大動脈瘤は即、命に関わるのでそちらを優先したほうがいいのではないか、との話を母と姉にされており、心臓血管外科との治療方針の不一致で1か月ほど振り回された時期がありました。

結局は患者に決められる内容ではない為に私が仕事を休んで、双方のお医者様に直接話しを伺いに行ったりする事が何度かあったのです。

複数の病を抱えているので難しい治療計画とは思いますが、この時は病院への信頼が少なからず揺らいだ事を覚えています。同時に自分自身が無知でもいけないし、中途半端な知識を得て理解した気になってもいけないジレンマも感じました。それでも可能な限りの知識は得たいとネットだけでなく書店で本を探したりと、仕事以外の時間を費やしました。

2018年7月

乳がんの手術の日程が決定しました。

本来は6月中の予定でしたが、想定していた手術室が確保できない等の病院側の都合を聞かされ続け、私の不信感はピークに達していました。心臓血管外科では乳がんの手術を少しでも早くしてもらって下さい、と言われるのに婦人科は何かはっきりとしない対応が続いていたからです。

「患者の我々では判断出来ない事なので、もう少しはっきりしてほしい」

お世話になっている立場ですが、私も上記のように発言するようになっていました。大動脈瘤という病は知識を得れば得るほど恐ろしいものだと焦ってもいましたので。

病気に対して我々はお医者様に頼らざるを得ないのが現実です。でもお医者様も万能ではありませんし、院内の部や課の間でしがらみ等もある事を今回は感じました。だからこそ不明な事は多少嫌がられても納得できるまで質問する事をお勧めします。

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